2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

したりげなことを言うたびに、いつも心の底に野田弘志の絵が浮かんでいた――安野光雅さん

野田弘志の作品は極めてリアルだが、実際は作品ができあがるまで1年近くかかるため、人物モデルは年をとり、花は枯れ、何もかも変わって瞬刻たりとも同じではない。彼の絵を「写真のようだ」という人がないのはそのためだろう。写実主義といっても彼は「目…

ラジオにはこんな力もあるのかと、深い感慨に包まれる――山根基世さん

午後のラジオ番組を担当していた頃、大田市の世界的な義肢装具の中村ブレイスという会社、大草原の大火事で脚を失ったモンゴルの少年を助けたあの会社の社長、中村俊郎さんに、2時間近くお話を伺ったことがある。その時の放送が耕太さんの人生を変えたらし…

私は彼に「真っすぐな精神」を見た思いがした――松尾葉子さん

テニスは、たった一人で相手と対するスポーツだ。指揮者の仕事にも通じると思う。私も、一人で何十人もの奏者と向き合う。演奏のレベルも表現も、指揮者が妥協すればそれまでだ。ナダルを見ていると、決してあきらめない心の強さや、時には相手の心を読むし…

だから「紅(こう)の傭兵(ようへい)」だといわれるんです――渡部昇一教授

【平沼】 私は超党派の衆参240名ほどでつくる台湾との議員懇談会の会長をしていますが、河野氏が外相で訪中しようとして、嵐のために飛行機が台湾に緊急避難したことがあった。台湾の要人が飛行機の中ではなんだからと貴賓室に案内しようとした。だが、彼…

教育については日本をあこがれの対象と見ている国が多い――木下玲子さん

今や日本を代表する「ソフトパワー」の一つに育った公文式の秘密は何か。取り入れた20カ国の教育機関を5年間かけて取材した。いずれの国でも、個人の能力に合わせた自習用プリントが配られ、生徒は各自の目標を設定することを通じ、学習内容だけでなく「…

描くうちに、絵の生殺与奪の権に目覚め、作品を自分の感性に従えたくなってくる――安野光雅さん

この話を聞いた人からのまた聞きだが、「安野さんの絵と、同じ場所を描いたわたし(池辺さん)の絵をくらべればわかるように、わたしの絵に描かれているものが安野さんのそれにはない。赤いものを白く描いた例もある。いわばわたしの絵の方が事実に近い。し…

ネットは、使い方によっては大きな味方になります――Lancer1・ブログ「アジアの真実」管理人

最近、マスコミの言葉狩りは本当にうまくなりました。文脈全てを報道せず、発言の一点のみ、または切り貼りして報道することにより、意図的な印象操作が行われます。そしてその報道後、便乗して即座に批判声明を出す民主党や社民党と、連携プレーの方式もし…

2009-Q2 メルマガ「こころは超臨界」・アーカイブ

2009年第2四半期発行のメルマガ・アーカイブです。

毎日コラムは悪意の持ち主たちに日本を紹介させつづけた――齊藤静さん

『WaiWai』の執筆人には、日本人男性だけでなく欧米系男性と思われる名やアジア系女性と思われる名前も並ぶ、彼らは、自分の書いた記事が母国でどのようなインパクトをもつのかを知っていたはずだ。日本人記者も気づかないわけがない。コラムコーナー…

商業的な探査が無機説に基づき実施されることはない――林雅雄さん

現代社会になくてはならない石油だが、どうやってできたのか。大昔の生物の死骸などが長い時間をかけて変化したとする有機起源説が主流だが、地球の内部でつくられているという無機起源説も根強く残る。

マスコミ自身が己の言論統制に積極的に加担している――若杉大さん

【空幕長更迭――ぞっとする自衛官の暴走】朝日新聞11月2日 《こんなゆがんだ考えの持ち主が、こともあろうに自衛隊組織のトップにいたとは。驚き、あきれ、そして心胆が寒くなるような事件である》こんな書き出しで始まる朝日の社説は、そのタイトルととも…

新聞各紙は、田母神問題をいかに論じたか――若杉大さん

新聞各社の思惑が色濃くでる「社説」。「社説」の比較から、各マスコミの報道姿勢が見えてくる。五大紙から地方紙まで田母神問題の「社説」を比較検証。

今でも季節の絵を楽しみに「印象派の路」によく出かける――田中伸男さん

パリ郊外シャトゥーを流れるセーヌ川の中に「印象派の島」と呼ばれる島がある。ある夏、妻と二人で33カ所あるという景色を見て歩いた。案内の地図(ただ!)片手に探していくと立て看板があり、巨匠の絵が印刷されている。モネやルノワールがここで描いた…

芝居はあくまで芝居で、クソリアリズムでは困るのだ――安野光雅さん

数年前、ロンドンのグローブ座で蜷川幸雄演出の「ハムレット」を見た。この芝居の中には、劇中劇があるが、わたしにはこれが見ものだった。地の芝居はいわゆる新劇の形で演出されているのに対して、劇中劇の部分は歌舞伎または文楽のような演出で、その違い…

メディアが黙殺した国籍法改正法案――反日マスコミ年間大賞第1位

平成20年12月4日の衆議院法務委員会。以下、参議院法務委員会のやりとりである。国籍法改正案に対して意見を述べようとした丸山和也議員の発言を遮り、速記とマイクを止めて発言を封じ、強引に採決に持ち込んだ。この日、日本の立法府の中心で、堂々と…

ミツバチははじめから六角柱の巣を作る――吉田忠晴さん

働きバチは体内でろうを合成し、腹から出す。それを後ろ足でこすり取って利用する。このとき、ろうを円形に固めたりせず。まず二枚の板が山型に合わさった壁を作る。次に両脇の壁を築き、下側をつなぎ合わせて六角柱にしていく。

先端技術を使うことで通常ではありえない感覚を味わえる――鈴木莉紗さん

鈴木莉紗さん(26)が大学院修士年だった昨年出品した「風の音楽」はオルゴールのような大箱と銅の棒で構成。箱からシャボン玉が飛び出し、銅の棒に当たると電気が流れ、棒の長さに応じた音色が鳴る。

先端技術を使うことで通常ではありえない感覚を味わえる――岩田洋夫さん

近未来が舞台のSF映画に登場しそうな流線形の車体に車輪が四つ。乗車を待ちわびた子供たちが列をつくる。3月21日、日本科学未来館(東京・江東)で不思議な世界を体験できる「メディアビークル」の試乗会が開かれた。

学力低下の原因についての私の見立ては次の通りである――佐和隆光さん

1987年から90年にかけてのバブル経済期の「負の遺産」が災いのもとだ。「負の遺産」とは、某経済評論家の次の言説に象徴される。「汗水垂らして金儲(もう)けする時代はもう終わった。頭を使って投機で金儲けをする時代がやってきた。今時、投機をやら…

錯覚体験装置を開発する――渡辺淳司さん

装置が映し出す映像をじっくり眺めると一本の赤い線が縦に見えるだけだが、目を左右に動かしながら眺めると錯覚で子供や花の映像が見えてくる。

バクテリアを集団として眺めると、ある形を作り出すことに気付いた――岩崎秀雄さん

画面に現れたのはノルウェー出身の画家ムンクの名画「叫び」に似た不思議な映像。近づいてよく見ると、たくさんの小さな物体がうごめいている。地球に太古から存在する微生物「シアノバクテリア」だ。

私たちの意思決定がコンテクストに依存する――阿久津聡さん

ブランドが顧客にとって大切な基準であり、競合ブランドといかに差別化されているかを示すのが「ブランド・アイデンティティー」である。人々がブランドから想起する連想は様々だが、通常はイメージに属する連想の中で、とりわけ発展性のある強い連想がアイ…

2009年 04月 名言との出合い

真の自然保護者は、地球が親から与えられたものではなく 子どもたちから借り受けたものであることを知る (ジョン・ジェームズ・オーデュボン) A true conservationist is a man who knows that the world is not given by his fathers, but borrowed from …

北京オリンピック前の「聖火リレー」を取材する――岩田温さん

朝から長野は赤一色。五星紅旗(中共の国旗)が街中にはためいていた。街中に旗がはためくといって、牧歌的な愛国心という、ややのんびりとした雰囲気を感じ取られた方もおられるかもしれないが、それは残念ながら間違いである。

我々の知らぬ間に、とんでもない法律ができてしまった――水間政憲さん

平成20年6月4日、最高裁判所判決で我が国の「国籍法」において一部違憲の判決が下った。ある未婚の日本人男性とフィリピン人女性の間に生まれた子が日本国籍を求めていた訴訟で、これまでの国籍法では「父母の婚姻及びその認知により嫡出子たる身分を取…

オレはこれを手本にしてみるつもりだ――山岡鉄舟

山岡は笑いながら、よし求めてつかわそうと即座にそれを買い取ったので、傍らにいた泥舟が、「よせよ、全然覚えのないにせものなんか買うなよ」というと、「にせものということは一目で分かる。が、とても美事な筆蹟だ。それに書いてある文章がとてもよい言…

今、日本の強みが死のうとしている――柳井正さん

柳井正ファーストリテイリング会長兼社長は、長引く不況でリストラが相次ぐ現状を憂う。海外進出をを進める中、終身雇用などを背景にした企業への強い忠誠心が日本の競争力を培うことを再認識したが、最近の大規模な人員削減はその破壊につながるとみる。

ネットがメディアや社会のあり方を変える――ブログ「依存症の独り言」

ネットが登場するまでは、メディアは情報を支配する側であり、一般国民は情報に支配される側だった。両者の間にはとてつもなく大きな情報格差があった。だから既成メディアは情報を操作できたのである。が、今は操作しても、その裏がすぐにばれる。もう、メ…

一枚の紙に四つの言葉を書いて全員に配る――柏原康夫さん

新入社員を迎える季節になってきた。年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず。当行では、今年もまた3百名ほどの新しい行員を迎える。頭取になった当初は、入行式の訓示をいろいろと工夫していたが、ある年、入行後しばらくたっての研修会で、入行式の訓…